2012年11月16日金曜日

1Z0-053J (更新版) Gold DBA11g

Oracle 問題1 / 30   REF:1Z0-053V2.29161


以下のシナリオを想定して下さい。

ターゲット・データベースのインスタンスは稼働中です。ターゲット・データベースの最新のバックアップは2日前に実行されており、 過去 2 日以内に、ログファイルの切り替えが発生しています。ターゲット・データベースは、以下の Recovery Manager (RMAN) duplicate コマンドにより、同一ホスト上に複製されます。

RMAN> RUN

{

ALLOCATE AUXILIARY CHANNEL aux 1 DEVICE TYPE DISK;

DUPLICATE TARGET DATABASE TO auxdb;

}



このシナリオの複製データベースに関する正しい説明は、次のどれですか?









解説:
http://docs.oracle.com/cd/E16338_01/backup.112/b56270/rcmsynta020.htm#i81724

ARCHIVELOGモードのデータベースをバックアップベースで複製する場合、デフォルトでは、RMANによってそのコマンドが実行された時点で最後に作成されたアーカイブREDOログまで、または SET UNTIL句で指定した時点までリカバリされます。

http://otndnld.oracle.co.jp/document/oracle9i/920/generic/server/J06269-01.pdf

複製時に、ターゲットのオンライン REDO ログはバックアップされておらず、複製データベースに適用できないため、RMAN は不完全リカバリを実行する必要があります。RMAN は、ターゲット・データベースによりアーカイブされた最新の REDO ログまで複製データベースをリカバリできます。

Oracle 問題2 / 30   REF:1Z0-053V2.29164


データベース・リプレイのワークロードの取得中に取得されるクライアント・リクエストは、次のどれですか? (2 つ選択して下さい)











解説:

http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/oracle11g/111/doc_dvd/server.111/B51856-01/dbr_intro.htm#CCHFFJAE

ワークロードの取得の制限事項

次のタイプのクライアント・リクエストは、ワークロードに取得されません。

- SQL*Loaderなどのユーティリティを使用する、外部ファイルからのデータのダイレクト・パス・ロード

- 共有サーバー・リクエスト(Oracle MTS)

- Oracle Streams

- アドバンスト・レプリケーション・ストリーム

- PL/SQL以外のアドバンスト・キューイング(AQ)

- フラッシュバック問合せ

- Oracle Call Interface(OCI)ベースのオブジェクト・ナビゲーション

- SQL以外のオブジェクト・アクセス

- 分散トランザクション(取得された分散トランザクションはすべてローカル・トランザクションとしてリプレイされます。)

Oracle 問題3 / 30   REF:1Z0-053V2.29165


あなたは、Oracle Database 11g データベースで仮想プライベート・カタログ(VPC)を作成しています。Oracle Database 10g データベースの Prod1、Prod2 、Prod3 は、リカバリ・カタログに登録済みです。ベース・リカバリ・カタログを所有するデータベース・ユーザーは CATOWNER です。CATOWNER は、Oracle Database 11g RMAN 実行ファイルを使用して、以下のコマンドにより新規ユーザー VPC1 に権限を付与しました。

RMAN> GRANT CATALOG FOR DATABASE prod 1 prod 2 TO vpc1; 


次に、あなたは以下のコマンドを発行しました。

RMAN > CONNECT CATALOG vpc1/oracle@catdb;

RMAN> SQL "EXEC catowner.dbms_rcvcat.create virtual_catalog;"



上記のコマンドの結果は、どうなりますか?









解説:

http://docs.oracle.com/cd/E16338_01/backup.112/b56270/rcmsynta013.htm#i80886

仮想プライベート・カタログを使用する前に、リカバリ・カタログ・データベースに仮想カタログ所有者として接続し、次の PL/SQL プロシージャを実行してください( base_catalog_owner は、ベース・リカバリ・カタログを所有するデータベース・ユーザーです)。

base_catalog_owner.DBMS_RCVCAT.CREATE_VIRTUAL_CATALOG

Oracle 問題4 / 30   REF:1Z0-053V2.29175


RMANのCONFIGURE CHANNEL コマンドまたは ALLOCATE CHANNEL コマンドを使用して指定できるチャネル設定を選んでください。(当てはまるものすべてを選択)









解説:

チャネルを手動で割り当てる場合も自動で割り当てる場合も、チャネル制御コマンドおよびオプションを使用して、次の操作を実行できます。

RMAN操作の実行時にRMAN が使用するオペレーティング・システム・リソースの制御。バックアップ又はリストアの並列度の設定(BACKUP コマンドの FILESPERSET パラメータを使用)

キロバイト、メガバイト、ギガバイト単位でのI/O 帯域幅消費制限の設定(ALLOCATE CHANNEL ...RATEおよび CONFIGURE CHANNEL ... RATE)。

バックアップ・ピースのサイズ制限の設定(CONFIGURE CHANNEL および ALLOCATE CHANNEL コマンドで指定する MAXPIECESIZE パラメータ)- 「バックアップ・セットとバックアップ・ピースのサイズを指定する」という選択肢は半分正解

バックアップ・セットのサイズ制限の設定(BACKUP および CONFIGURE コマンドで指定する MAXSETSIZE パラメータ)

Oracle 問題5 / 30   REF:1Z0-053V2.29187


EMP 表で、特定の社員 ID の入力データに不整合があります。

あなたは、2つの SCN の間に存在するすべての行バージョンを取得するために、図の通りに問合せを実行しました。

図の問合せの結果についての正しい説明は、次のどれですか? (2 つ選択して下さい)

SELECT versions_jcid AS VXID.

versions_startscn AS,

versions_endscn AS LAST_SCN,

versions_operation AS OPERATION, ename

FROM emp

VERSIONS BETWEEN SCH MINVALUE AND MAXVALUE

AS OF SCH 6636300

WHERE empno=7126;

VXID FIRST_SCN LAST_SCN O ENAME

---------------- ----------- ---------- -- ------

8C0031003A000000 6636289 I Smith

8C0030003A000000 6636280 D Jones

8C0028O03A000000 6636252 6636280 I Jones










解説:

VERSIONS_OPERATION 列を見ると、2つ目のレコードは、最後の行の DELETE 操作であることがわかります('D' で指定)

メタデータも、このデータの最終バージョンは、DELETE 操作であることを示唆しています。バージョンの終了タイムスタンプは NULL であることから、以前のレコードは存在しないことがわかります。

行が削除され、再び挿入された場合でも、行への変更が表示されていることに注意してください。VERSION_OPERATION 列は、行に対して実行された操作(INSERT/UPDATE/DELETE)を表示します。これは、履歴表や追加の列の必要なく実行されます。

Oracle 問題6 / 30   REF:1Z0-053V2.29191


あなたは、制御ファイルを使用して、Recovery Manager (RMAN) を使用したデータベースのバックアップに関する情報を管理しています。

リカバリ・カタログが必要となるシナリオは、次のどれですか? (2 つ選択して下さい)









解説:

SYBEX Oracle 1Z0-053 学習ガイド 第 5 章: RMAN リカバリ・カタログの使用

RMAN リカバリ・カタログが必要な状況の特定 リカバリ・カタログの使用は、ほぼ任意であることを理解しましょう。リカバリ・カタログは、スクリプトの保存や、バックアップ記録を1年以上または CONTROL_FILE_RECORD_KEEP_TIME の設定以上の期間まで保存する場合に必要となります。

Oracle Press 1Z0-053 学習ガイド 第 3 章: RMAN カタログの作成と保守

最後に、リカバリ・カタログを使用すると、以下の RMAN コマンドを使用できます。

- BACKUP...KEEP UNTIL TIME 保存方針の設定とは異なる保存期間で、バックアップを保存します。

- BACKUP...KEEP FOREVER バックアップを永久的または手動で削除するまで保存します。

- REPORT SCHEMA...AT 過去の特定の時点でのデータベース構造を表示します。

Oracle 問題7 / 30   REF:1Z0-053V2.29193


フラッシュバック データ アーカイブを設定する際の前提条件は、次のどれですか? (2 つ選択して下さい)











解説:

http://www.oracle.com/technetwork/database/focus-areas/storage/total-recall-whitepaper-171749.pdf

Oracle ホワイトペーパー - Oracle Database 11g Release 2 の Oracle Total Recall リリース 2、7ページ

Flashback Data Archive(フラッシュバック・データ・アーカイブ)の前提条件

1 フラッシュバック・データ・アーカイブの表領域は、自動セグメント領域管理(ASSM)で管理されること

2 自動UNDO管理を有効に設定すること

フラッシュバック・アーカイブには、多数の制限事項があります。  

フラッシュバック アーカイブに使用する表領域には、ローカル・エクステント管理および自動セグメント領域管理を使用すること

データベースに自動UNDO管理を使用すること


Oracle 問題8 / 30   REF:1Z0-053V2.29200


データベースは ARCHIVELOG モードで稼動しています。データベースには 3 つの REDO ログ・グループがあり、各ログ・グループに 1 つのメンバーが存在します。、 REDO ログ・グループのひとつが破損したため、 その破損した REDO ログファイルのリカバリを行い、以下のコマンドを発行しました。

ALTER DATABASE CLEAR UNARCHIVED LOGFILE GROUP 3;

このコマンドを使用した直後に、次のどれを実行すればよいですか?









解説:

SQL> ALTER DATABASE CLEAR LOGFILE UNARCHIVED GROUP 3; 


削除されたログ・グループに依存せずに、完全リカバリで使用できるバックアップを作成するため、オペレーティング・システムのユーティリティを使用してデータベース内のすべてのデータファイルを即時にバックアップします。

入力例:

% cp /disk1/oracle/dbs/*.dbf /disk2/backup 


この文は、破損した REDO ログを削除して、アーカイブ化を回避します。削除された REDO ログは、アーカイブされなくても使用できます。

バックアップのリカバリに必要なログファイルを削除した場合、そのバックアップを使用してリカバリを実行することができなくなります。データベースはアラート・ログにリカバリに使用できないバックアップを記したメッセージを書き込みます。

Oracle 問題9 / 30   REF:1Z0-053V2.29205


以下のパラメータ設定を見てください。

SQL> show parameter DB

NAME TYPE VALUE

----------------- ----------- -------

db_16k_cache_size big integer 0

db_2k_cache_size big integer 0

db_32k_cache_size big integer 0

db_4k_cache_size big integer 0

db_8k_cache_size big integer 0

db_block_buffers integer 0

db_block_checking string FALSE

db_block_checksum string TYPICAL

db_block_size integer 8192

db_cache_advice string ON

db_cache_size big integer 0



許可されない設定は、次のどれですか?









解説:

db_block_size 整数 8192 – DB デフォルトのため、8K サブキャッシュは保持できません。

サブキャッシュの設定による非標準のブロック・サイズの指定

データベースで複数のブロック・サイズを使用する場合は、DB_CACHE_SIZE 、および少なくとも 1 つのDB_nK_CACHE_SIZE パラメータを設定する必要があります。Oracle は、DB_CACHE_SIZE パラメータに適切なデフォルト値を割り当てますが、DB_nK_CACHE_SIZE パラメータはデフォルトで 0 に設定され、追加のブロック・サイズ・キャッシュは構成されません。


Oracle 問題10 / 30   REF:1Z0-053V2.29207


データベース インターフェースは稼動していますが、リスナーが起動されていないため、Oracle Enterprise Manager Database Control にアクセスできません。

リスナーを起動するために使用するツールまたはユーティリティは、次のどれですか?









解説:

http://otndnld.oracle.co.jp/document/oracle9i/920/generic/net/J06282-02.pdf

リスナー制御ユーティリティ

リスナー制御ユーティリティを使用すると、リスナーを設定して、クライアントの接続を受信できます。ユーティリティは、Enterprise Manager を通してアクセスすることも、スタンダロンのコマンド行アプリケーションとして使用することもできます。

Oracle 問題11 / 30   REF:1Z0-053V2.29208


ARCHIVELOG モードのデータベースの領域使用量を監視中に、あなたはフラッシュ・リカバリ領域の空き領域が不足していて、これ以上ファイルを格納できないことに気付きましたが、あなたには領域を追加する権限がありません。

ログ・スイッチが発生した場合に起こることは、次のどれですか? (2 つ選択して下さい)









解説:

https://netfiles.uiuc.edu/jstrode/www/oraelmt/redo_log_files.html

ログ・スイッチ:

ログ・スイッチは、データベースが、オンラインREDO ログ・ファイルへの書込みを終了して他のファイルへの書込みを開始するときに発生します。

通常は、現行のオンライン REDO ログ・ファイルが完全にいっぱいになり、引き続き書込みが必要な場合にログ・スイッチが発生します。ただし、ログ・スイッチは、現行のオンライン REDO ログ・ファイルが完全にいっぱいになっているかどうかに関係なく、定期的に発生するように設定できます。ログ・スイッチは、手動で強制的に発生させることもできます。

増分チェックポイント:

増分チェックポイントはスレッドのチェックポイントの一種であり、オンライン REDO ログを切り替えるとき、大量のブロックの書込みを防止することが目的の1つとなっています。DBWn は、実行する処理の有無を少なくとも 3 秒ごとにチェックします。DBWn が使用済バッファを書き込むと、チェックポイント位置が前進し、これにより、CKPT では、このチェックポイント位置をデータファイル・ヘッダーではなく制御ファイルに書き込みます。

Oracle 問題12 / 30   REF:1Z0-053V2.29212


あなたは、データベースの自動 PGA メモリー管理を有効にしたいと考えています。これを達成するために必要な設定は、次のどれですか?









解説:

自動PGAメモリー管理:

自動メモリー管理が無効で PGA_AGGREGATE_TARGET が 0(ゼロ)以外の値に設定されている場合、データベースは自動 PGA メモリー管理を使用します。

このモードでは、PGA_AGGREGATE_TARGET によってインスタンス PGA のターゲット・サイズが指定されます。データベースは、ターゲットに対してインスタンス PGA のサイズをチューニングし、個々の PGA のサイズも動的にチューニングします。ターゲット・サイズを明示的に設定しない場合は、適切なデフォルト値がデータベースによって自動的に構成されます。

Oracle 問題13 / 30   REF:1Z0-053V2.29213


以下のデータベースのパラメータ設定を見てください。

SQL> SHOW PARAMETER TARGET

NAME TYPE VALUE

------------------------------------ ----------- -------------

archive_lag_target integer 0

db_flashback_retention_target integer 1440

fast_start_io_target integer 0

fast_start_mttr_target integer 0

memory_max_target big integer 808M

memory_target big integer 808M

pga_aggregate_target big integer 0

sga_target big integer 0

SQL> SHOW PARAMETE SGA_MAX_SIZE

NAME TYPE VALUE

------------------------------------ ----------- -------------

sga_max_size big integer 808M



このデータベースに関する正しい説明は、次のどれですか?









解説:

ポリシーについてはわかりませんが、memory_target および memory_max_target が設定されている場合、sga_max_target は、必ず自動的に memory_max_target と同じ値に設定されます。

http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/oracle10g/102/doc_cd/server.102/B19207-02/memory.htm#165596

自動 PGA メモリーの設定

新規インスタンスの構成時には、PGA_AGGREGATE_TARGET の適切な設定を知ることは困難です。この設定は、次の3 段階で決定できます。

PGA_AGGREGATE_TARGET の最初の見積りを行います。デフォルトで、Oracle は SGA サイズの 20 %を使用しますが、この初期設定は、大規模な DSS システム(意思決定支援システム)に対して低すぎる場合があります。

インスタンスで代表的なワークロードを実行し、Oracle により収集された PGA 統計を使用してパフォーマンスを監視し、最大PGA サイズ構成の過不足を調べます。

Oracle の PGA アドバイス統計を使用してPGA_AGGREGATE_TARGET をチューニングします。

Oracle 問題14 / 30   REF:1Z0-053V2.29227


あなたは、リカバリ・カタログと Recovery Manager (RMAN) を使用して本番データベースのバックアップを実行しています。バックアップとアーカイブ REDO ログ・ファイルは、毎日テープドライブにコピーされています。メディア障害のため、リカバリ・カタログ・データベースと本番データベースを完全に消失しました。

あなたは、ターゲット・データベースのリカバリを実行して、機能させたいと考えました。このタスクの実行にあたり、以下の手順を考えています。

1) サーバー・パラメータ・ファイルの自動バックアップをリストアする。2) 制御ファイルをリストアする。3) ターゲット・データベース・インスタンスを起動する。4) データベースをマウントする。5) データファイルをリストアする。6) RESETLOGS オプションでデータベースをオープンする。7) データファイルのリカバリを実行する。8) ターゲット・データベースのDBID を設定する。

上記手順の正しい順序を表しているのは、次のどれですか?









解説:

リカバリカタログがない場合には、SPFILE の自動バックアップを検索するために DBID を指定する必要があります。

Oracle 問題15 / 30   REF:1Z0-053V2.29229


データベース・インスタンスの BACKUP_TAPE_IO_SLAVES パラメータは FALSE に設定されています。RMAN セッションでテープ・バックアップを実行する場合の正しい説明は、次のどれですか?









解説:

http://otndnld.oracle.co.jp/document/oracle9i/920/generic/server/J06269-01.pdf

RMAN は、I/O スレーブが使用されているかどうかに応じて、SGA または PGA にテープ・バッファを割り当てます。初期化パラメータBACKUP_TAPE_IO_SLAVES = true を設定した場合、RMAN は SGA、あるいは LARGE_POOL_SIZE 初期化パラメータが設定されている場合は、ラージ・プールからテープ・バッファが割り当てられます。 パラメータを false に設定した場合、RMAN は PGA からバッファを割り当てます。

Oracle 問題16 / 30   REF:1Z0-053V2.29235


あなたは、以下のRMAN コマンドによりバックアップ操作を実行しました。

RMAN> RUN {

ALLOCATE CHANNEL c1 DEVICE TYPE disk MAXOPENFILES 8;

BACKUP DATABASE FILESPERSET 4;

}



上記のバックアッププロセスの多重化レベルは、次のどれですか?









解説:

Recovery Manager が同時に読み取ることができるデータファイルの数は、ALLOCATE CHANNEL または CONFIGURE CHANNEL の MAXOPENFILES パラメータによって定義されます。基本的な多重化アルゴリズムは、次の通りです。

-各バックアップ・セット内のファイルの数

この数は、FILESPERSET 設定および各チャネルによって読み込まれるファイル数の最小値です。FILESPERSET のデフォルトは 64 です。

-多重化レベル

これは、同時に読み取られ、同じバックアップ・ピースに書き込まれる入力ファイルの数です。多重化のレベルは、MAXOPENFILES および各バックアップ・セット内のファイル数の最小値です。MAXOPENFILES のデフォルトは 8 です。FILEPERSET が 4 に設定されており、12 のデータファイルを 1 つのチャネルでバックアップしたとします。多重化レベルはこの数字と 8 の小さい方となるため、チャネルは、各バックアップ・ピースに4 つのデータファイルのブロックを同時に書き込みます。次に、1 つのチャネルで 50 のデータファイルをバックアップするとします。各バックアップ・セット内のファイルの数は 50 です。多重化のレベルは、この数と 8 の小さいほうです。したがって、ブロックは、チャネルによって 8 つのデータファイルから各バックアップ・ピースに同時に書き込まれます。

Oracle 問題17 / 30   REF:1Z0-053V2.29242


以下の RMAN スクリプトを見てください。

RMAN> run {

debug on;

allocate channel c1 type disk;

backup datafile 5;

}



スクリプトの目的に関する正しい説明は、次のどれですか?









解説:

RMAN のデバッグ出力は非常に詳細なため、重要な情報を見分けるのが難しいかもしれません。デバッグモードで次のコマンドを実行します。

run{ allocate channel c1 type disk; backup tablespace TBS_5, TBS_6; } 

Oracle 問題18 / 30   REF:1Z0-053V2.29246


下記の RMAN コマンドを見てください。

RMAN> CONFIGURE ENCRYPTION FOR DATABASE ON;RMAN> BACKUP DATABASE PLUS ARCHIVELOG; 


バックアップを実行するための前提条件は、次のどれですか?









解説:

http://otndnld.oracle.co.jp/document/oracle9i/920/generic/server/J06269-01.pdf


すべての RMAN バックアップを暗号化するための環境設定:

Oracle Advanced Security 管理者ガイドの説明に従って Oracle ウォレットを設定します。

次の RMAN コマンドを発行します。

CONFIGURE ENCRYPTION FOR DATABASE ON; 


この段階で、このデータベースにより作成された RMAN バックアップ・セットはすべてデフォルトで透過的な暗号化を使用します。

Oracle 問題19 / 30   REF:1Z0-053V2.29249


次のデータベースのシナリオを見てください。

-RMAN でバックアップの最適化が有効に設定されている。

-RMAN でリカバリ期間が7日間に設定されている。

-TOOLS 表領域の最新のディスク・バックアップは、2007 年 11 月 3 日に実行された。

-2007 年 11 月 4 日以降、TOOLS 表領域は読取り専用である。

あなたは、2007 年 11 月 23 日に RMAN コマンドを発行して、データベースをディスクにバックアップしました。

TOOLS 表領域のバックアップに関する正しい説明は、次のどれですか?









解説:

リカバリ期間ベースの保存方針:

テープからのバックアップでは、最新のバックアップが指定リカバリ期間よりも古い場合には、同一ファイルのバックアップが存在する場合でも、ファイルの RMAN バックアップが実行されます。これは、有効期限後にメディアを再利用できるようにするためです。

ディスクからのバックアップでは、ディスク上のバックアップに同一ファイルが存在する場合は、そのバックアップがリカバリ期限の開始時点より古い場合でも、RMAN バックアップは省略されます。保存方針により、RMAN は必要な限り古いバックアップを保持します。

Oracle 問題20 / 30   REF:1Z0-053V2.29252


データベース・インスタンスの SQL チューニング・アドバイザには、デフォルト設定が使用されています。自動メンテナンス・タスクの一環としてSQL チューニング・アドバイザが実行された後、自動的に実装される推奨事項は次のどれですか?









解説:

http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/oracle11g/111/doc_dvd/server.111/E05743-02/sql_overview.htm#i35740

チューニング・プロセスでは、どの種類の推奨事項も考慮・報告されますが SQL プロファイルだけは自動的に実装されます。

Oracle 問題21 / 30   REF:1Z0-053V2.29259


Recovery Manager (RMAN) で以下のコマンドを実行しました。

RMAN> REPORT NEED BACKUP days 3; 


このコマンドの出力は何ですか?









解説:

http://otndnld.oracle.co.jp/document/oracle9i/920/generic/server/J06269-01.pdf

保存方針を上書きする(または、保存方針が有効でない場合)には、REPORTNEEDBACKUP DAYS を実行します。バックアップのリカバリには、DAYS の値で指定された日数分のアーカイブログが必要なため、DAYS パラメータ値よりも古いファイルはすべて新規バックアップが必要です。

Oracle 問題22 / 30   REF:1Z0-053V2.29262


あなたは、Recovery Manager(RMAN)とリカバリ・カタログを使用してバックアップおよびリカバリ操作を実行しており、 毎晩データベースをバックアップしています。2007 年 11 月 15 日午前 11 時 30 分に、USER_DATA 表領域が誤って削除されたとの連絡を受けました。

調べてみたところ、表領域は午前 11 時まで存在しており、重要なトランザクションはそれ以降に実行されたことがわかりました。そのため、あなたは午前 11 時までの不完全リカバリを実行することにしました。リカバリの実行に必要なアーカイブ・ログはすべて揃っています。NOMOUNT 状態で、最新のバックアップから USER_DATA 表領域に関する情報を含む制御ファイルをリストアした後、 データベースをマウントしました。

このタスクに必要なコマンドセットは、次のどれですか?









解説:

RUN ブロック内で、次の操作を実行します。

1. SET UNTIL を使用して、データベースの Point-in-Time リカバリ(DBPITR) のターゲット時刻、リストア・ポイント、SCN またはログシーケンス番号を指定します。時刻を指定する場合は、NLS_LANG および NLS_DATE_FORMAT 環境変数で指定された日付書式を使用します。

2. 自動チャネルが設定されていない場合は、必要に応じてディスク・チャネルおよびテープ・チャネルを手動で割り当てます。

3. データベースのリストアとリカバリを実行します。

以下の例では、SCN 1000 までターゲット・データベースのデータベースの Point-in-Time リカバリ(DBPITR)を実行しています。

RUN

{

SET UNTIL SCN 1000;

RESTORE DATABASE;

RECOVER DATABASE;

}



以下の例のように、時刻表現、リストア・ポイント、ログシーケンス番号を使用して、SET UNTIL の時刻を指定することもできます。

SET UNTIL TIME 'Nov 15 2004 09:00:00';

SET UNTIL SEQUENCE 9923;

SET UNTIL RESTORE POINT before_update;


Oracle 問題23 / 30   REF:1Z0-053V2.29264


エラー "ORA-04031 共有メモリの3,936バイトを割り当てできません" が定期的に発生しており、エラーに対処するためにデータベース・インスタンスを停止しなくてはなりません。インスタンスには、自動共有メモリー管理が設定されています。今後、このエラーが発生する確率を下げるには、何をすればいいですか?









解説:

Oracle 問題24 / 30   REF:1Z0-053V2.29274


フラッシュバック データ アーカイブを有効化するための前提条件は、次のどれですか? (2 つ選択して下さい)









解説:

Oracle 問題25 / 30   REF:1Z0-053V2.29280


損失した REDO ログ・グループのリカバリに関する正しい説明は、次のどれですか?









解説:

損失した REDO ログ・グループが CURRENT の場合、リストアと取消しベースの不完全リカバリを実行し、RESETLOGS オプションを使用してデータベースをオープンする必要があります。CURRENT ステータスの REDO ログ・グループは、ログ・ライター(LGWR)による書き込みが現在実行されていることを示しています。この障害を回復するには、まず完全バックアップからデータベースをリストアして、取消しベースの不完全リカバリを実行する必要があります。次に、RESETLOGS オプションを使用してデータベースをオープンします。

「損失した REDO ログ・グループが ACTIVE の場合、リストアと取消しベースの不完全リカバリを実行し、RESETLOGS オプションを使用してデータベースをオープンする必要がある。」 - この操作は、ログファイルが CURRENT ステータスで、LGWRによる書き込みが現在実行されていることを示している場合のみ必要です。

Oracle 問題26 / 30   REF:1Z0-053V2.29284


あなたは、ごみ箱に MY_TABLE という同一名の表が2 つ格納されていることに気づきました。スキーマ内にも MY_TABLE という表があります。

あなたは、次の文を実行しました。

FLASHBACK TABLE my_table TO BEFORE DROP RENAME TO my_table2; 


この文を実行すると、結果はどうなりますか?









解説:

後入れ先だし(LIFO)に基づいて、1 つの表がごみ箱からリカバリされます。ごみ箱に MY_TABLE 表の複数のコピーが存在する場合、FLASHBACK TABLE my_table TO BEFORE DROP RENAME TO my_table2; 文を使用して表のリカバリを実行すると、最新の表のコピーだけがリカバリされます。LIFO アルゴリズムにより、ごみ箱に一番最近移動された表がリカバリされます。このシナリオでは、FLASHBACK TABLE 文に RENAME TO 句も含まれています。そのため、リストアされた表は、MY_TABLE2 という名前に変更されます。

Oracle 問題27 / 30   REF:1Z0-053V2.29287


マテリアライズド・ビューが汎用的なクエリー・リライト機能を利用できるように、マテリアライズド・ビューの最適化を推奨するチューニング・ツールは、次のどれですか?









解説:

SQL アクセス・アドバイザは、マテリアライズド・ビューが汎用的なクエリー・リライト機能を利用できるように、マテリアライズド・ビューの最適化を推奨します。複雑でデータ量の多い問合せのパフォーマンスを最適化するには、マテリアライズド・ビューと索引を使用する必要があります。SQL アクセス・アドバイザは、特定のワークロードに関する適切なマテリアライズド・ビュー、マテリアライズド・ビュー・ログ、索引について推奨し、パフォーマンス目標を到達するのに役立ちます。SQL アクセス・アドバイザは、現行のSQL、既存の SQL チューニング・セット(STS)、あるいは仮想ワークロードを使用して推奨事項を作成できます。

Oracle 問題28 / 30   REF:1Z0-053V2.29297


Oracle Database11g でサポートされている個別のアーカイブ・ログの保存先ディレクトリの数はいくつですか?











解説:

Oracle 問題29 / 30   REF:1Z0-053V2.29308


SQL アクセス・アドバイザの推奨事項の実装に関する正しい説明は、次のどれですか?











解説:

SQL アクセス・アドバイザは、システムのパフォーマンスを向上する索引の追加やマテリアライズド・ビューに関する推奨事項を提供するために、Oracle 10g で導入されました。Oracle 11g では、SQL アクセス・アドバイザに 2 つの大幅な変更が加えられました。

1 アドバイザにパフォーマンス向上の可能性のあるパーティションスキームのアドバイスが含まれていること

2 従来のワークロード操作が廃止され、SQL チューニング・セットが代わりに使用されるようになったこと

Oracle 問題30 / 30   REF:1Z0-053V2.29324


SQL チューニング・アドバイザの API を提供するパッケージは、次のどれですか?









解説:

SQL チューニング・アドバイザの推奨インターフェースは、Oracle Enterprise Manager です。

ただし、Oracle Enterprise Manager が利用不可の場合は、DBMS_SQLTUNE パッケージのプロシージャを使用して、SQL チューニング・アドバイザを実行できます。DBMS_SQLTUNE パッケージは、次の 3 つの相互に関係する機能を提供しています。

-SQL チューニング・アドバイザ・サブプログラム

-SQL プロファイル・サブプログラム

-SQL チューニング・セット・サブプログラム

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